楽天の携帯電話事業参入が決定しました。1.7GHz帯で、条件付き認可ということです。
総務省|第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定
楽天の携帯電話事業参入が決定。1.7GHz帯で、条件付き認可
楽天に1.7GHz帯の周波数を割り当てる
電波監理審議会が、楽天に1.7GHz帯の周波数を割り当てることを決定しました。同社は、2019年中にサービスを開始する予定で、4月9日には総務大臣による正式な認可が出る予定ということです。
「条件付き認可」
とはいえ、審議の過程では、同社の設備投資計画などについて疑問の声も上がり、「基地局の設置場所の確保や工事業者との協力体制の構築に努める」「必要な技術要員を確保して配置する」など4項目の注文が付いたということで、条件付きの認可だそうです。
月4,000円程度を検討
楽天の携帯は、月額4,000円程度を検討しているということで、大手のドコモ、au、ソフトバンクよりも、安い料金で利用できるのではと言われています。
また、楽天ポイントなどももらえるなどして、メリットもあるようにするのではと思われます。
格安SIMの楽天モバイルとは、どうなるのか
個人的に気になるのは、格安SIMを提供している楽天モバイルと、この携帯事業の棲み分けはどうなるのか、気になります。
ドコモの回線を使っているので、ドコモは、提供を見直すということもあるのかもしれませんが、価格帯が違ってくるわけで、4000円と2000円程度なら、2000円程度の格安SIMを利用するということになるとも思えるのですが。
端末の割引価格を上乗せして、同じ程度の価格にするといったことでもするのでしょうか。
とはいえ、4,000円程度はかかるのでしょうから、どうなるのだろうというか、単に、そのまま提供するのか、格安SIMの楽天モバイルはなくなってしまうのか。
既存の格安SIMの楽天モバイルと、これから登場の楽天の携帯がどうなるのか。
今後が気になるところです。