ソフトバンクが、イギリスのARM社を約3.3兆円で買収するということです。
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ソフトバンク、英ARM社を約3.3兆円で買収
ソフトバンクが、スマホなどの半導体設計のARMを買収するそうです。
「モバイルからIoT(Internet of Things)というパラダイムシフトの初期に投資したい」
ということで、買収に踏み切るようですね。
ARMは、スマホの95%の半導体に取り入れられているということで、かなりのシェアですよね。
IoTでさらに加速するという予想
モバイルで8割以上のシェアがある、ARMを取得することで、これからのIoT時代でさらに加速すると考えているようですね。
たしかに、自動車などにさらに半導体が搭載されるということがあるのでしょう。
孫正義社長は、「PCはIntel製CPUがほとんどだが、それ以外はほとんどがARM。スマートフォンでは約95%がARMベースで、スマホ市場で最大の成功者」であり、ARM買収は「IoT(モノのインターネット)がもたらす非常に重要なチャンスをつかむことにあり、当社グループの戦略において重要な役割を果たす」ということです。
今後のIoT時代に向けてということですね。
またコネクテッドカーやコネクテッドハウスなど、モバイル以外のIoT分野でも大きく成長できることから買収することにしたようです。
5年かけてエンジニアを倍増させる計画
5年かけてエンジニアを倍増させる計画だそうです。雇用は増やすようですね。
設計をしているということで、労働集約型ではないので、そこまで雇用は増えないでしょうけれど、倍増させるということです。それだけ、この分野の成長の可能性があるということでしょう。
2週間で買収を決める
孫社長がARMのトップと接触し、買収交渉を始めたのは2週間前だそうで、2週間で交渉がまとまったとのこと。
速いですね。決まる時は決まる。そういうものなんでしょう。ソフトバンクとこれからどういうシナジーがあるのかまだわかっていないですが、今後の展開を楽しみにしたいですね。