Appleが、3期連続の減収減益だそうです。iPhoneの販売台数は5%減とのこと。
Apple、3期連続の減収減益。iPhoneの販売台数が5%減
Appleの2016年第4四半期(7~9月)決算は、売上高が前年同期比9%減の468億5200万ドル、純利益は19%減の90億1400万ドルと3期連続の減収減益だったとのことです。
iPhoneの年間販売台数は2007年の発売以来初めて、前年を下回る
iPhoneの同四半期の販売台数は5%減の4551万3000台で、売上高は13%減の281億6000万ドルとのこと。
2007年の発売以来初めて、前年を下回ることになったとのことです。
iPhoneの伸びが止まっていますね。
販売国が増えていないということもあるでしょうし、景気がいまいちということもあるでしょうけれど、iPhone 6sにやはりそこまで魅力がなかったというのが大きいのでしょうね。そして、iPhone7は、まだ立ち上がったばかりで、在庫も揃っていない。
こうなると、前年割れにはなってしまうでしょう。
iPadの販売台数は10期連続の減少
iPadの販売台数は6%減の926万7000台だった。iPadの販売台数は10期連続の減少。売上高は横ばいの42億5500万ドル。
なかなかiPadは厳しいようですね。安いタブレットがありますから、そちらの魅力が大きいというのはあるのでしょうね。
Macの販売台数は14%減
Macの販売台数は14%減の488万6000台で売上高は17%減の57億3900万ドル。
こちらは、さらに減っていますね。iPhoneやiPadが、パソコンの需要を減らしているのだろうと思います。
ただ、Appleは10月27日のイベントでMacBook Proなどの新モデルを発表するとみられています。これが、どこまで寄与するかですね。
しかし、今四半期は、好予想
しかし、Appleは、現四半期(全期間にわたってiPhone 7が販売される初めての四半期)の売上高を760~780億ドルと予測しています。
iPhone7と新しいMacBook Proが、売上高を押し上げると踏んでいるのでしょうね。
それに、サムソンの影響もあるでしょう。
とくにiPhone7の在庫が揃ってきたら、売上を増やすでしょうし、MacBook Proは単価が高いですから、売上高は増えますよね。
新カテゴリーの製品に期待と次期iPhone、iPhone8
こうなってくると、この先、さらに売上を増やすとしたら、やはり、新カテゴリーの製品が出てくるかどうかなのかもしれませんね。
Amazon Echoのような商品が登場する可能性はあるでしょう。
そして、2017年は、iPhoneが10周年です。名称が、iPhone 7sになるのかiPhone8になるのかはわかりませんが、大幅な刷新があれば、買い換えるという人も多いでしょう。
iPhoneの発売からはじめて、前年割れになるところで、勝負のアップデートということになりそうですね。